
ぽっと研修2018.09.24
ぽっと基山の田中です。
先日、こども支援チームでの症例検討で、ぽっと基山からの発表でした。
他害がある子どもの例を挙げながら、それらの原因を探り、アプローチの方法、またその結果など児童指導員の松島から発表させていただきました。
就学後、学校でのストレスや疲れから他害が見られていました。
視覚提示の必要性を検討し、本人にあったスケジュール提示やお約束事の導入、お絵かきの際の使える枚数やお片付けBOX作成等を行いました。
導入後は、切り替えもスムーズになり、気持ちも穏やかに過ごすことができるようになり、他害もほとんど見られなくなりました。
スケジュールは以前から提示をしていましたが、なかなか本人の中に入らず、本人の興味ある、一番入りやすい提示方法に変更すると確認ができるようになりました。
このことから個々にあったアプローチ方法(子どもが興味を持ち、しっかり入る方法)により効果が異なることが分かりました。
お絵かき枚数や、お片付けboxもしっかりと視覚で確認できることで、円滑にできるようになりました。
今回の症例発表を通して、準備にあたり、分析資料の記録や情報の重要性、個々をしっかりと見て、本人にあったアプローチ方法の大切さを感じました。
また、他事業所スタッフより、保護者へのアプローチ方法や自宅で過ごし方のアドバイス等を受け、大変勉強になりました。
スタッフからも“今後の支援の仕方も学んで将来に繋げたい”、“勉強不足を感じた”、“考えさせられることばかりだった”との感想があり、今後もより一層がんばりたいと思いました。
最後に、夏休みのおすすめ活動報告や情報交換を行い終わりました。
これからもプレイスクールLikePot基山(児童発達支援/放課後等デイサービス・佐賀県/基山)をよろしくお願いします。